台風の由来
- TAKAGI
- 2021年9月17日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年11月16日
毎度お世話になっております。
台風がやってきますね。
今年は水害も多く、各地で土砂崩れなどの被害が多発していました。
川西近辺で配達していても、雨の日に事故で止まっている車を多く見かけました。
学生の頃は「大雨洪水警報」なんかが出た日には学校が休み=家で遊び放題なんて
のんきなもんでしたが、当たり前ですが普通のサラリーマンには関係のない話。
雨が降ろうと風が吹こうと土砂が崩れようとコロナが流行ろうと
仕事にはいかなければなりません( ;∀;)
年を取るにつれ、大雨の”嫌さ”が身に染みるこの頃です…
因みに皆様、「台風」の語源はご存じでしょうか?
よく聞くのはタイフーン[typhoon]から派生した説。(諸説あり、後ほど紹介)
まあ納得、という感じですが、明らかに外来語から文字っていますよね、、、
ではタイフーンという言葉が来る前の日本では、現在の台風を何と呼んでいたのか
古く日本では、台風を「野分き(のわき)」と呼んでいたそうで、『源氏物語』第二八帖の巻名にも使われており、 気象用語としては、風速32.7メートル以上の強風を「颶風(ぐふう)」と呼ぶのが一般的だったそうです。。
明治時代末に、当時の中央気象台長「岡田武松」が「颱風(たいふう)」を使い、当用漢字が定められた1946年以降、「台」の字が代用され「台風」となったのだとか。
「台風」の由来は以上ですが、「台風」の元となる「颱風」の語源は以下の通り諸説あり。
1.台湾や中国福建省で、激しい風のことを「大風(タイフーン)」といい、それがヨーロッパ諸国で音写され「typhoon」となり、それが再び中国や台湾へ入り、「颱風」という字を当てはめた。 また、中国福建省あたりでは、もともと「台湾付近の風」という意味で、「颱風」が使われていたという説もある。
2.アラビア語で、ぐるぐる回る意味の「tufan」が、「typhoon」となり「颱風」となった。 9~10世紀にはインド経由の西アジアと中国の交易が盛んであったことや、宋や元の時代にはイスラム船が頻繁に中国に来航していたことから、台風の影響を受けたアラブ人の言葉が転じたという説は最もらしい。
3.ギリシャ神話の風の神「typhon(テュフォン)」が「typhoon」となり、「颱風」となった。
つまり上記の三分の二の説が、そもそも[typhoon]の語源がアジア圏だった可能性があり、逆輸入した形である可能性が高い説なのだとか。。
言葉の流れはおもしろいですね。。
個人的には「颱風(たいふう)」と「颶風(ぐふう)」の字面が好きです。
厨二心をくすぐりますよね…

それはともかく、今週末の台風はかなり強いそうで、
みなさんしっかり対策して乗り切りましょう!!
弊社も雨対策、さらには颱風などにも強い家の建築サポートなど、
今後の日本の家づくりに貢献していく所存ですので、
ご相談お待ちしております!!
タイセー 小谷地
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